キャンドル作家「虹灯~nijiakari~」玉川広志さん


「ものづくりスタジオ」を経てチーノ4Fに工房を構え、イベント演出やクラフト市などでも精力的に活躍中の、

キャンドル作家「虹灯~nijiakari~」玉川広志さん。

制作の裏側やキャンドルへの想いについて、お話を伺いました。

 

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ーキャンドルを作り始めたきっかけは何だったのですか?

嫁さんを喜ばせてあげたいというのが一番のきっかけでした(笑)

もともと仏事関係の仕事をしていて、その中で「炎と魂」に関することを色々知っていって。

キャンドルの炎が、人々を喜ばせてくれるという実感があったんです。

自分自身もキャンドルの炎に、救われた…というと大げさかもしれませんが、

力を分けてもらった経験があったから、そんな体験が根底にあるのだと思います。

 

ー制作を始めたのは8年前とのことですが、その頃まだ八戸では「キャンドルをともす」というライフスタイルは珍しかったのでは?

そうですね。だからこそ、どうすればたくさんの人に知ってもらえるかを常に考えながらやってきました。

今も変わらず、試行錯誤を続けています。

 

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積極的なワークショップ開催やイベントへの出展も、そうした試行錯誤とチャレンジが感じられます。

 

ーこれまで様々なイベントに参加されてきましたが、そうした中で、心に残った経験があれば教えてください。

八戸市以外で行われるクラフト市などにも出展していると、

土地によって人の好みがさまざまなのだということに驚かされます。

いろんな土地の、いろんな好みの人が、自分の作品を楽しみにしてくれているのが嬉しくて、

いろんなタイプの作品を考えたくなるんです。

 

最近では、自然素材を取り入れたキャンドルや、透明タイプのキャンドルなど

新しいスタイルにも精力的に挑戦している玉川さん。

 

ー作品のアイデアが浮かぶのは、どんな時が多いのでしょうか?

人と話しているときですね。

お客さまと話している中で、新しい発想が浮かぶこともあります。

そのほかにも、外を歩いているとき、コンビニやスーパーで買い物しているとき…

目に入るものなにもかもを、キャンドルと結びつけている自分がいます(笑)

 

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ー今イチオシの作品や、お客さまに人気のある作品はどんなものですか?

キャンドル素材のアクセサリーは喜んでいただけてますね。ブローチやヘアゴムなんか。

「火をつけるもの」としてだけじゃなくて、もっと幅広い意味で生活を彩るものとして

キャンドルの可能性を楽しんでもらえるといいなと思っています。

 

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女性を中心に人気のアクセサリー類。すべてキャンドル素材でできています。

 

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ー今後はどんなことに挑戦してみたいと思いますか?

とにかく新しいものをどんどん作っていきたいです。

そして、新しいもので店を埋め尽くしていきたい。

いろんな人がいつ来ても、飽きの来ない店にしたいですね。

 

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「新しいものをどんどん作りたい」という言葉のとおり、工房内には色も形も様々な作品が並んでいます。

 

ー玉川さんのような、ものづくり作家を志す人に、メッセージをお願いします。

「続けること」、これだけです。

続けて初めて見えてくるものがあって、それはものづくりでも、どんな仕事でも同じだと思うんです。

自分自身も、楽しみにしている人のために続けていきたいと思うし、

否定や批判があれば、それを乗り越えるためにも続けていきたいと思い続けています。

 

そう語る玉川さんの瞳には、キャンドルの炎のように、穏やかながらも強い意志が感じられました。

 

ー最後に、玉川さんにとってのキャンドルの魅力を教えてください。

もはや「魅力は●●です」って客観的に言えるようなものではなくて、

キャンドルは自分にとって、人生の柱みたいなものです。

キャンドルを作らなくなったら多分倒れると思うし、それだけ好きだから生きがいになっています。

今は、去年生まれた子供が大きくなっても、魅力ある作品を作り続けていたいというのが目標です。

家族のためにも「続けること」を忘れずに頑張っていきたいですね。

 

10年後、20年後、八戸にキャンドルの優しい灯が広がっているのが見えるような気がしました。

 

 

虹灯~nijiakari~

青森県八戸市十三日町16チーノはちのへ4F

10:00~17:00 (木曜定休)

https://www.facebook.com/HongDengnijiakari

 


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